こんばんは和です。新元号が発表されましたね。個人的には「和」の文字が入ったことが嬉しかったなあ(笑)
『令和』の由来を少し調べてみました。




「万代に年は来経とも梅の花絶ゆることなく咲きわたるべし」
万葉集の巻第五にある梅花の歌三十二首の一つです。

「世々に年は来て過ぎて行くとも、梅の花は絶えることなく咲き続けることだろう」との意味だそうです。(『万葉集』岩波文庫)
 新元号「令和」は、この梅花の歌三十二首の序文が由来となりました。
 来る年来る年、厳しい寒さの中、梅はどの花にも先駆けて咲き始めます。同じように、厳しい試練が社会に襲いかかろうとも平和の花、幸福の花が咲き薫ることを願うのは今も昔も変わらないでしょう。
 万葉集には天皇や貴族だけではなく、多くの庶民の歌があります。ここに、万葉集の不滅の価値があります。 

ジャズの巨匠ハービー・ハンコックの言葉に
「文化は民衆の声の集積された表現」
とあります。

どれだけ時代が移り変わろうとも、庶民があるがままで輝き、躍動してこそ、美しい「令和」の時代が築かれるのだろうと思います。

梅花の歌三十二首には、こういう一首もあります。
「梅の花咲きて散りなば桜花継ぎて咲くべくなりにてあらずや」
(梅の花が咲いて散ったら桜の花が続いて咲くようになっているではないか)

春と言えば「桜」が注目を集め、「梅」にはなかなか目がいきませんよね。
それでもそっと咲いている梅の花には趣があります。
梅は梅のよさ、桜はさくらのよさがあります。
僕には僕の、君には君のよさが必ずあるはず。自分らしく咲き誇っていきたいものです。

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